Perl 5.11.1 features

perl-5.11.0の続報。
perl-5.11.1がリリースされた。

例によって個人的に興味をもったトピックを紹介するが,今回は大きな変更はない。

  • Add package NAME VERSION syntax
    • use NAME VERSION と同じように解釈されるようだ
    • アンダースコア付きの開発版でもクォートする必要はなくなる
  • deprecated warningsがデフォルト*1で有効になった
    • no warnings 'deprecated' で抑えることは可能
    • もともと -w 付きで実行しているスクリプトにとっては関係ない

package NAME VERSION構文はモジュール作者としては少しうれしいが,非互換の変更であるわりにはユーザーにとってのメリットが皆無なのは悲しい。

See also perl5111delta

*1:-w/use warnings を指定しない状態