Data::MessagePackをXslateのキャッシュ保存用に使ってみる

Text::Xslateコンパイル済みコードは今まで独自フォーマットで保存しており、これはこれでデバッグしやすくて便利だったが、CLIアプリケーションではこのコンパイル済みコードのロードにほとんどの時間を費やす羽目になっていたのだった。そこで、速度が売りのシリアライズフォーマットmessagepackを使ってコンパイル済みコードを保存するようにしてみた。計測には、自分用のpmsetupであるところのdimを使った。
version 0.2008 (original):

$ time dim init --force Foo::Bar >/dev/null
real    0m0.220s
user    0m0.156s
sys     0m0.019s

version 0.2008_01 (using Data::MessagePack):

$ time dim init --force Foo::Bar>/dev/null
real    0m0.186s
user    0m0.121s
sys     0m0.016s

体感速度が変わるほどでもなかったが、若干速くなった。もっとも、render()のみを計測すると倍くらいにはなっているようなので、それなりに意味はあるといえる。デバッグがやややりにくくなる以外のデメリットはないので、問題がなければこのまま採用することにする。