DeNAに入社しました

既に2週間ほど経過していますが、4/1付けでDeNAに入社しました。なかなか刺激的な毎日を送っています。
さて、これからは忙しさが増す一方でしょうから、今のうちに初心を振り返っておきます。
私はこの数年間、コードを書きながら、自分の人生の中でやりたいことはなんだろうかを考えてきました。私は主にソフトウェアのパフォーマンスに興味があります。プログラミング言語やツールに興味があります。また、テストや開発手法にも興味があります。エンジニアのコミュニティのあり方や、ハッカー文化にも興味があります。これらの興味を導きだすもの、それは以下のような考えだと思い至りました。
ソフトウェアエンジニアがもっと幸せになれるような技術を提供する
この考えは、以下のid:TAKESAKOさんのインタビューを読んでから鮮明になりました。
Webエンジニア武勇伝 第29回 竹迫良範氏 (2008)

竹迫 日本のITエンジニアがもっと幸せになれるようなことをしたいと思いますね。それは会社のミッションとは関係なく、個人の思いとして、強く思っていますね。

川井 いいですね。それは、技術で解決できる部分と違う部分っていうのが、なんかありそうな感じですね。
竹迫 ありますね。技術者が幸せじゃないと感じている部分についても、実は、ソフトウェアの構造によって引き起こされている部分もあると思うので、その部分について技術的に解決していけるものを色々作っていきたいなって思ってますね。

これこそ私の中心にあること!
私の目標、それはソフトウェアエンジニアがもっと幸せになれるような技術を提供することです。そのためにまずは周囲のエンジニアに頼られるような技術力を持ちたいですし、エンジニアが安心して使えるようなライブラリを提供していきたいですし、また今はまだ未熟でありそこまではできませんが、エンジニアのスキル研鑽を手助けしたいと思っています。
もちろん今は即戦力を期待されている以上、まずは全力投球で仕事に専念することになるでしょう。一方で、今の私の知識は狭く、学ぶべきことが多々あります。だからこそ、初心を忘れることのないよう、ここに書きだしておきます。